しゃおれんの旅日記

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山の日なので山行ってきました その1金峰山2016.8.11-百名山1座目

先日「登山って意外と楽しい」と言ったら第二弾早速企画してくれました。
 
と言っても、私はただ自分のレインウエアと水、おやつを持っていくだけ。
計画をたて、宿を予約し、車を運転し、お昼のおにぎりやらカメラなど持つのは師匠の役目。
接待登山なので、帰りに寄る温泉やぶどう狩り園の場所まで探してくれていた。
 
朝3時に起きて高速に乗って山梨県へ。
千葉から山って遠いですねー。
師匠が「登山につきあってくれるだけで嬉しいからいいよ」というので、ほぼ寝てる。
 
初日は日本百名山の「金峰山
大弛峠は車で行ける一番高い峠だそうで、その駐車場に車を停めて登ります。
駐車場に着いたのは8時前だったのですが、駐車場はすでに満車。
駐車場のそばの路肩に停めている車多数。
「斜線のスペースは退避場所なので駐車しないでください」とあるので、
そこさえ避ければ道に停めてもよかったのかもしれないけど、
私たちは安全そうな路肩を求めて1キロほど下りました。
(これで往復40分くらいのロス)
 
大弛峠を8時20分くらいからスタート。
 
林の中は涼しくて気持ちよくて、これが山歩きの醍醐味なのかなーと楽しく歩く。
最近週5くらいで軽くランニングしているので体力ついてきたからか登りも楽。
師匠に「行きにペースを上げると帰りがきつくなるからペース落とさないとダメだ」と指導されるくらいだったけど、
全然平気でした。
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これから目指す朝日岳金峰山の看板。実はこの日の朝登る山の名前を知った。
 
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朝日岳の頂上の手前に岩だらけのすごいところがあり(なにぶん初心者なので)、
よじ登りながら越えていくところに感動。
見晴らしが良くて富士山が雲の上から見えることにも感動。
大弛峠から朝日岳の頂上まで参考コースタイムは1時間くらいだったけど、
車を停めたあたりからここまでで約1時間できてしまった。
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少しお疲れモードの師匠。
私が興奮してどんどん登ってしまうので「しゃおれんは体力あるなー」と、
「若い奥さんで良かったよー」とお世辞まで出る(さすが接待登山だけある)
 
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木の根っこのところを登っていくのは好き。木漏れ日もきれい。
息が上がるし汗もかくけど何か挑戦していく感があって好き。
砂利や石のおおい道を下るのは滑りそうで好きじゃない。
初心者でコツが分からず、ずるずる行きそうで気を使う。
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見晴らしが良く、やっと頂上!と思ったら、ここは賽の河原と呼ばれるところでした。
森林限界を越えていて低木しかなくて、ここから「累々たる多い巨岩を縫って進む」とガイドブックにあるように、
大岩を乗り越えくぐりながら頂上へ向かいました。
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やっと頂上♪岩の上で少し怖い。
靴とレインウエアは、モンベルのものを師匠に買ってもらいましたが、
それ以外はランニングウエア。
カラフルな山ガールたちを見て師匠が不憫に思ったのか
「服も買うてやるよ」と言ってくれたけど、
貢がれ慣れてないので「いいよー」と遠慮する。
「タダより高いものはない」と言うしねー(笑)
色々買ってもらってやめられなくなるのは嫌だし。
 
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頂上にある五丈石。大きな石を積み上げたようにも見える。
手前の石は落ちたのかな。私が巨石好きだからこの山に連れてきたのか?と思う。
そういえば、この岩は麓から登ってくる途中車から見た。
「あの岩のところまで登る」と聞いて「冗談だろうなー」と思ったら登れるものなんですねー。
 
五丈石のある広場は、多くの登山客が寛いでいた。
お湯を沸かして珈琲入れたりラーメン食べたり、色々食べている人多し。
空気のおいしい山頂で食べるご飯はおいしいのかな?
でも、お腹いっぱいで動きたくない私はパンを半分食べたくらいでOK。
これからもっと経験積んで縦走するようになったらちゃんと食べないともたないかもしれないけど、
果たしてそこまで私の登山ブーム続くかな。
 
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山頂から見る瑞牆山。明日はここに登るらしい。
本当は、金峰山から山小屋に泊まって瑞牆山まで行けるそうだけど、
私が山小屋に慣れていないので街に降りて仕切り直しする予定。
(急に思い立ったので山荘も予約できなかったらしい)
見ると、尾根伝いに道もあって歩いている人もいる。
その登山道はどこに行くのだったかな?
(すみません、あやふやで)
 
 
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再び朝日岳の頂上まで戻ってきました。奥に五丈石が見えます。
この日は晴れていて見晴らしが良かったのですが、昼過ぎには富士山は雲の中へ。
 
コースタイムは往復で4時間くらいだったけど、休憩込みで4時間くらい。
大弛峠に戻り、大弛小屋に行ったら山の日記念ということでカレーが10円でした。
お腹すいていたので美味しく食べる。師匠は山のバッチを集めているらしくお買い上げ。
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その後、ほったらかし温泉という温泉に行きました。
見晴らしがとても良く、多くの人でにぎわっていました。写真無しです。
泉質はアルカリ性でつるつるしますが、
温まり過ぎるとじんましんが出るようになってしまった私は
今回も途中でかゆくなり長湯を楽しむことができなかったです。残念。
ロッカーは有料。ドライヤーは無料でした。
 
ほったらかし温泉ですっきりした後は山梨なのでほうとうを味わう。
ほったらかし温泉から山を下りてきたらあるのでわかりやすいです。
「歩成」というお店のほうとうは「昇仙峡ほうとうあじくらべ真剣勝負」に
3年連続優勝して殿堂入りしたそうで「ワイン豚入り」と「信玄鶏入り」をチョイス。
里芋とかぼちゃを始め多くの野菜と肉とそしてもちもちの太麺。
ぺこぺこのお腹にしみわたるー、と結構な量なのに完食。
これじゃ登山してもやせないな。
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きれいな空気を吸って、きれいな景色を見ながら大汗かいてスッキリして、温泉入って美味しいもの食べて、ここまで込みで「登山って楽しい」。
 
あ、一つだけ。大弛峠のトイレは強烈なアンモニア臭がします(笑)
昔、中国一人旅したときの強烈なトイレを思いだしました。
水洗トイレが山にあるわけないから仕方ないけど、
これが気にならなくなるほど山の魅力にハマらないとだめかも。