インド旅行の続きです。
インド旅行2回目の私は、前回とは違うところにも行きたかった。
(前回は、9年前にセレブ友人SPさんが旦那様のお仕事の都合でデリーにいたので訪ねて行ったのでした。
デリーではメイドさん・運転手付きのお家に滞在させてもらい、タージマハルはガイドさんを雇って一人で行った)
ということで、今回はとにかくガンジス川を見なければ~、と。
出発当日は東京は大雪でフライトが2時間遅れ。
深夜1時半にデリーに着き、空港が大きくきれいになっていることに驚いた。
深夜着なのに、翌朝のホテル発は朝8時(ベナレス行の国内線が朝8時55分発だったから)ってきつかった。
空港そばのホテルかと思ったら寝るだけなのに市内まで行くし・・・
デリーの新市街を見られて良かったということでしょう。
メトロ(地下鉄ではなく高架鉄道だった)の工事をあちこちでしていて活気がありました。
さて、ベナレスに着いてまず行ったのはサールナート。
お釈迦様が初めて説法をしたという仏教の聖地の一つ。
仏教の聖地は他にもあって、
現代のインドでは、仏教は残念ながら少数派でこの地を訪れる僧侶も観光客も少ない。
だけど、公園のようにきれいに整えられた遺跡の中にダダーンとそびえる巨大なストゥーパ(仏塔)に昔の面影が感じられません?
街の喧騒がうそのように静かで良かった~。
この木は、お釈迦様が初めて説法をしたところの菩提樹の子孫というけど・・・
ちゃんと人形でその様子が再現されている。
スリランカから来たと(ガイドさんが言っていた)観光客の皆さんが熱心に拝んでいました。
インドのお札の図案にもなっているアショーカ王のライオンの石柱を博物館で見た後ベナレスへ戻りました。
ベナレスでは、ガンジス川を見ることになってました。
夕方の礼拝と翌朝ボートに乗って沐浴する信者たちを見ると。
信者ではないから沐浴するのは不謹慎だと思うし、
何よりちょっと衛生面で怖い。
だけど、ヒンドゥー教の人たちが一度はここで沐浴し祈りたいと思う地だし、
ここで火葬して灰を流したいと思う地ということで、
信仰を持たない私としてもその神聖な地には敬意をもって訪れたい。
車はガンジス川の近くまでは行けないので途中から徒歩。
これがこの旅一番ドキドキでした。
人ごみの中、ガイドさんとはぐれないようにしながら動物や他の乗り物にひかれないように歩いて疲れました。
夕方の礼拝。糸で鐘を引いて鳴らしながら祈りの歌を歌います。大音量で思考が麻痺しそう。
お線香も盛大に炊きます。香炉に始まり、だんだんと持ち物は変わって、これは燭台。
翌朝、ボートに乗って沐浴する人たちを見学。
火葬場も見に行ったのですが、当然写真は不可。(撮影可でも撮らないけれど)
ガンジス川の日の出にもちょっと感動。
川岸の建物の色の濃さにインドっぽさを感じます。
おじいちゃんの船頭さんが一生懸命漕いでます。
川岸にはちゃんと着替える場所もあるし、バラナシに来れなかった人にお土産にするように河の水を入れる壺も売っています。
(聖なる河なので、ガンジスの水は腐らないと言うのですが本当かな)
朝はダウンコートを着るくらい寒かったけど、案外川の水は暖かいらしい。
(同行のOLさんたちが触って「意外とぬるい!」と驚いていたから)
真摯な顔で沐浴する人もいれば、家族みなでウキウキと楽しそうに水につかる人もいれば、そのすぐそばで洗濯したりする人もいて、
それらを全部受け入れる大きさがガンジス河なのかな~などと思ったりして。
ベナレスでは、予想以上のインド体験をした感じでした。
泊まったのはラディソンホテルバラナシ。
着いた日のランチ、夕食、翌朝と三食食べたけど常にとーっても美味しかったです。
インドカレーが苦手だったはずの師匠も「おいしい」とたくさん食べていたし、
部屋でもウィスキー(成田で買ったもの)をストレートで飲んでいたり。
(これが後日体調を崩すもとになる・・・)
バターチキンがとても美味しかったので、このホテルに行く方はぜひ♪
次は世界遺産の街に行きます。
つづく・・・