しゃおれんの旅日記

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寒波の中の北海道グルメ旅

年末の忙しい時期に企画した札幌旅行。友人は忙しい人が多く勢ぞろいは叶わず。
友人の旦那様や4男児のN君、そして師匠も参加することとなり
ちょっと不思議なメンバーでの食い倒れ旅行でした。
 
しかし、その週末はちょうど寒波が襲来した時期で、
飛行機が上空で引き返して合流できなかった友人がいて非常に寂しい気持ちになったり、
一方飛行機欠航のニュースを現地で見ている先発隊の私たちも無事東京に帰れるのか?
という心配を抱えたままの旅行でした。(Fさんご夫妻は日曜が吹雪の予報だったので、土曜の夜に帰ろうかとまで考えていた。パートの私はいざとなったら休めばいっか、と)
 
先発隊のFさんご家族と私と師匠は、
初日の昼間は余市にあるニッカウヰスキーの蒸留所の見学と小樽観光をする予定でした。
新千歳空港から小樽へ向かう頃はまだ雪もそれほどなく、
ヒートテック重ね着のおかげで「思ったよりも寒くないかも~」なんて思ったのは甘かった・・・
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石油ランプでいい雰囲気の「北一ホール」でのんびりお茶して、たれないと噂の醤油差しを購入し、北海道初めてのFさんの旦那さん(以下F夫さん)のために、とりあえず小樽運河まで行ったもののこの頃にはすでに雪が強くなってきて一瞬見ただけで終わり。
煉瓦倉庫あたりも見ただけ。
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駅前のラーメン屋「渡海家」でにんにくチャーシュー味噌ラーメンが冷えた体には嬉しかった~。
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チャーシューの表面を少し焼いてあって焦げ風味好きの私には好みの味。
当初の予定よりも早く小樽観光が終わり、余市へ向かう。
だんだんと雪の勢いが強くなる。(後から思うと早めに余市に向かって良かった。
遅れてたら見学はおろか札幌にも戻れなかったかも・・・)
 
 
昼の便の飛行機に欠航が出たとのニュースに、後発隊を心配する一方粛々と観光続行。
余市に着いて、ニッカウヰスキーの蒸留所でガイド付きツアーを申し込む(無料なのに、試飲付♪)。この回は私たちだけでなくどこかの学生さんの団体もいた。
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雪の中可愛らしい女性スタッフさんの案内で蒸留所の施設を見学する。
彼女が「今日突然こんなに雪が降ったんです」と言う。
聞けば昨日まではそれほど雪もなかったとか。
悪天候の時は見学不可と聞いていたので見学できて良かった良かった。
しかし、あまりに雪が強くなってきたので説明もあっさりと試飲会場へ向かう。原酒の有料試飲のコーナーは後でまた来ればいいか、なんて師匠は言いながら無料のウヰスキーを私の分まで楽しむ。Fさんご夫妻はどちらもいける口なので、おつまみまで購入してみなで楽しそうに飲んでいた。
その後売店で師匠は部下に頼まれた分と自分の分と合わせて原酒を大人買い6万円分お買い上げなら景品がもらえると聞いて、Fさんにもご協力いただき景品ゲット。なんと竹鶴12年もののボトルがもらえました。
この頃には外は吹雪。有料試飲のコーナーには吹雪で行けず、売店から正門まで車でスタッフの方が送ってくれました。なんて親切。蒸留所の雰囲気も良くて飲めない私もなんとなく楽しかったですよ。見学とここでしか買えない原酒を購入して師匠は初日のミッション完了~。
 
ただ、見学を終えたころには本当に吹雪で、駅までほんの2,3分なのにとても距離を感じました。あっという間に雪もけっこう積もっていたし。Nちゃんは人生初めて(?)の吹雪が怖いみたいで、歩けなくなり師匠が抱っこして駅まで行くほど。東京育ちの私には大人だったけどあの雪は怖かったなあ・・・
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余市の駅では線路が見えない。こんなところを走る列車ってすごい・・・
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そんな中見つけた余市ゆるキャラ「ソーラン武士」にやられた~。鰊愛の文字がツボ。
 
帰りの電車が小樽手前でポイントが故障しただか何かで止まる。ワンマンの車掌さんがヤカンを持って走っていく。後発隊の友人たちがの飛行機が飛ぶかを心配していたけど、それよりもまず私たちが札幌まで戻れるかを心配しなきゃいけないんだったー。
 
小樽で乗り換え。列車の運休も出始める。だけど、どうにか札幌までたどり着き、ホテルへチェックインできました。ホテルは大通公園に面した「ホテルリソルトリニティ札幌」立地が良く、雰囲気も良く大浴場も利用できて良かったですよ~。
Sさんは飛行機が青森上空で引き返したそう。仕事終わりのTさんが来れるかどうか・・・
 
 
 
この日の夕食はTさんが予約してくれたすすきののフレンチ。
「ルクロドキエ」
 写真を撮ってみたけど、写真がうまく撮れていなくて写真は無し。味は美味しかったですが、愛想のないオーナーシェフのホスピタリティに、こういった素敵なお店が不慣れな私はいまいちなじめなかったですよ。
 
 
 
ここで、Tさんが予定より3時間遅れで新千歳空港に着いたとの連絡あり。
空港からの快速列車も大混雑だったそうでなんとかホテルに着いたのは日付が変わってから。お疲れの師匠は寝てしまったけど、FさんたちとTさんの到着が嬉しく竹鶴の会。
(ニッカ蒸留所でもらったウィスキー)Tさんが来てくれて良かった~。
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(この竹鶴の会は連夜開かれ、次の日はシングルカスク5年、10年、15年物、ピーティ&ソルティという燻製のような香りのものをF夫さんの提供により飲み比べるという贅沢なイベントに・・・皆が美味しんぼのように味について語りだしていて、飲めない私はついていけない~。FさんF夫さんは先日アロマと珈琲の会を主催されたご夫妻で、香りについて語りだしたら夜が明けそうなくらい造詣あり)
 
 
翌日は市場の中にある「寿司の魚政」
頑固職人ぽいご主人の握るお寿司は美味しかったです。実は、私は雲丹や白子など大人の食べ物はそれほど得意ではなかったのですが(食べられなくないけど、自分でお金を出してまでは食べたいと思わなかった)、今回食べてみたら美味しかった~♪
やっぱり、きちんとしたものをいただいたら美味しいのですねぇ。
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今回コラージュ機能を使ってみました。どうでしょう?まだ他にもおいしいネタがありましたがピンボケで割愛
 
 
この後、当初の予定ではモエレ沼公園に行くはずが遠いし寒いしで、大通り公園のクリスマス市に変更。テレビ塔の前でみんなで雪遊び。雪遊びを楽しみにしていたNちゃん。
雪だるまを持って帰ろうとビニール袋を用意していたとか。可愛い~。
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雪がサラサラで全く雪玉が作れないなか渾身の力作。Nちゃんを喜ばせようというより本気で自分が楽しんでた。近くを通りかかったアジア系の団体旅行者も思わず撮ってたほどでした♪
クリスマス市では、ホットワインや色々美味しそうなもの、クリスマス雑貨などが売っていた。だけど、雑貨は素敵だけどちょっとお値段も素敵すぎて・・・
 
 
ランチは「Sagra」産地にこだわった食材を使ったイタリアン。
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師匠が食べてたたらこと山ワサビのパスタ。上にかかっているのはチーズではなく山ワサビ。
 
私は無難にミートソースのたっぷりかかったショートパスタにしたけど、師匠は「たらこと山ワサビのパスタ」がおいしかったと言っていたし、F夫さんは雲丹と何かが入ったパスタにしたのですが、一口目からすごく美味しくて大絶賛でした。
北海道通のTさんが「北海道はお寿司や蟹やジンギスカンだけじゃなくて、イタリアンやフレンチも普通に美味しいんだよ~」と言っていた。
 
夕方は藻岩山へ夜景を見に行く。
ロープウェイとケーブルカーで山頂に着くととーーーっても寒い!!
冬のほうが空気がきれいで夜景がきれいなのは分かってはいるけど寒くてついつい建物の中から見る軟弱もの。F夫さんは自慢の一眼レフで夜景を撮ってました。
見せてもらえば良かった~。私のカメラではあまりきれいに撮れていなくて残念。
 
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こちらは大通り公園のイルミネーション。この時は雪も降っていなくて良かった。だけど、足元から来る寒さにへこむ・・・やっぱり私って寒いのダメかも。
 
 
夜はジンギスカン♪ふくろう亭にて。
お腹がすいてガッツガツ食べました。意外だったのが「ラムたん」牛たんだけでなく、塩で食べるラムたんも美味しいとは・・・
4歳児のNちゃんもさすが男の子。ガツガツ食べてました。
ここもガツガツ食べ過ぎて写真を撮るのを忘れてました・・・Nちゃんが一生懸命食べてる姿は撮ったけど、可愛いから公開しません~。
 
 
心配していた最終日の飛行機は無事新千歳空港を飛びました。
何事もなく帰ってこれて良かった~。
欠航で来れなかったSさんとは次こそぜひ一緒に旅行したい!
 
それにしても、今回の北海道は食べてばっかりだったなあ。
気があう仲間と楽しいおしゃべりと美味しいお食事。これに勝る楽しみってないですね。
しかし、こんなに贅沢したので、今は地道に自炊してつつましくしてます。