しゃおれんの旅日記

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おまかせ中欧10日間の旅 その4 オーストリア

この日は朝からけっこう強い雨。しかも、本当に寒い。持っている服を重ね着してしのぐ。
街の気温計は8度だった。
 
観光最初はミラベル庭園。
1606年に大司教によって建てられた宮殿は今は市長公邸として使われているそうで、
この市庁舎は結婚式にも使われる。2階にある「大理石の間」はモーツアルトが演奏した部屋でもあるようです。
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この庭園は「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台でも有名らしく、
ガイドさんが「あそこはドレミの階段、あの蔦のトンネルは・・・」と説明してくれる。
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「西洋人にとってザルツブルグは教会の街だけど、
日本人にとっては「サウンド・オブ・ミュージック」とモーツアルトの街です」と言っていたけど、そこしか観光させてくれないからじゃない?
 
ザルツァッハ川を渡り、旧市街へ歩いていく。
ザルツブルグ音楽祭のメイン会場の祝祭劇場や大聖堂、
聖ペーター教会などの外観を見ながら(例のごとく中には入らず)、入ったのはモーツアルトの生家。
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ここには、モーツアルトが子供の頃に使ったバイオリンや楽器、直筆の楽譜などが展示されている。
グッズも少しあって、モーツアルトとクマ好きな師匠はモーツアルトベアを買っていた。
意外とかわいい。大中小があって、座れるのは大だけ。10,5ユーロ。中は7,5だったかな?
 
 
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だけど、ここもこの後の移動の前にトイレに行っておくため、といった感じで、
トイレ休憩込みで見学時間が45分しかなくて大忙し。
(私たちの団体は29名の大所帯だったので、トイレにとにかく時間がかかる)
レジデンツも大聖堂も見学せずに1時間半のザルツブルグ観光は終わり。
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モーツアルトクーグルン240g入りのマグカップ
スーパーで8.99ユーロ。モーツアルト好きの師匠購入。
 
 
モーツアルトクーグルン(モーツアルトの顔の包み紙の丸形チョコレート)の元祖が
フュルストという名店なのですが、その開店が10時なのに、
私たちは9時55分にはザルツブルグを出るために広場集合を言い渡されて買うことかなわず。
ミラベル社やレーゲル社のものならあちこちで見るけど。
ガイドさんもよそのブログでも「一番おいしい」というフュルスト社のモーツアルトクーグルン、
いつか食べにきたいものです。
あぁ、ツアーってホント予告編みたいなものだわ。
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フュルストのお店。
 
ザルツブルグを出て、次はハルシュタットへ向かいます。
ザルツブルグの南東部、ザルツカンマーグート地方は美しい山と湖の小さな街が連なります。
ここは昔から岩塩がとれて(ザルツというのはドイツ語で塩)、
ハルシュタットは塩の交易で栄えた世界遺産の街でもあります。
ハルシュタットまでは小一時間。のどかな田園風景と湖と山。家の形が今までと変わってきました。
ドイツやチェコでは、しっくいの壁に窓があって、お花が飾ってあったのだけど、
ここは木を使った外壁と木のバルコニー。お花が好きなのは変わらず、とてもかわいい。
雪が多いのか屋根に雪の滑り止めもあります。
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この辺は夏はハイキング、冬はスキーが盛んなリゾート地だそうです。
しかし、この移動中も絶望的なくらいの強い雨。川を見るとかなり増水していて流れも激しく怖いくらい。
ハルシュタットでの散策やハルシュタット湖クルーズが目的の私たちにはこの強風と雨はせつない。
私は心の中で「クルーズはやめてウィーンに行きたい」と願っていた。
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昼食のターフェルシュピッツという名物料理は、うーん。
これをフランツ・ヨーゼフ1世が好んでいたとは、皇帝も案外質素なのねぇ。
なんだか韓流スターがダイエットの時に食べる肉料理みたい。
脂肪分がなくて、味もあまりしないで西洋わさびの千切りと一緒に食べる感じ。
 
 
しかし、ここで奇跡が起きる。
クルーズの時に雨がやみ、湖から街を見ることができてとてもきれい。
雲がかかって山の青が濃くて絵のようだった。
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ハルシュタットでの観光も終わり、次はいよいよウィーンへ。
約4時間弱の移動です。と言ってもほとんど寝ていたけど。
 
バスの中では、ザルツブルグまでは「サウンドオブミュージック」のサントラ。
ウィーンまではワルツ王ヨハン・シュトラウスのCDがかかっていた。
クラシックに疎い私ですが、シュトラウスのワルツは明るくて好き。難しくないし。
 
 
ウィーンといえば、「寅さんがウィーンに行ったの、知ってる?」と師匠(夫さん)が出発前何度も聞いてきたっけ。
何でも湯布院と間違えて、ウィーンに行ったという設定の映画があるらしい。
「名所がでてくるから帰ったら見よう」と言う。
 
ウィーンのホテルは郊外のピラミッドホテル。
大きな会議の場所といった感じです。道路をはさんでショッピングモールもあるけど、
オーストリアはたいていお店の営業時間が夜7時くらいまでで、日曜休業ということで当然行けず。
共働きだったらこのお店の営業時間じゃ買い物に行けないんじゃないかと思うけれど・・・
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翌朝8時にホテル発。早いですねぇ。
まずシェーンブルン宮殿に行きます。
ここはチケットの予約時間厳守。遅れたら見学できないそうなので大変です。
ホテルも郊外だったので渋滞にはまらず8時33分の予約時間に余裕を持って到着しました。
現地ガイドさんは落ち着いた女性の方でオーストリアの民族衣装を着ていた。
けれど、マリアテレジアについてとても丁寧で分かりやすかった。
室内の修復がすっかり終わったのかとてもきれいだったし。
ベルサイユよりも小さいけれど、凝った内装のお部屋が多くてシェーンブルンのほうが好きだなぁ。
前は内部でも写真撮影良かった気がしたけど、今は写真撮影不可。そして、当然ながらお庭は省略。
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ウィーンといえば、シシイの愛称で知られるエリザベート王妃が有名なのですが
(ミュージカルで有名ですよね。フランツ・ヨーゼフ1世に見初められて王妃になったものの慣れない宮中生活&姑問題でノイローゼになり旅行三昧の生活をしていたという悲劇の美女。)
 
今回のガイドさんはマリアテレジア押しで、全くシシィの話をしなかったです。
たしかBL系の漫画でルドルフ皇太子の話があった気がしたけどどうかな~、
歴史マンガは好きだけど、BLは苦手だからなぁ。
 
そして、バスでベルベデーレ宮殿へ移動。赤坂の迎賓館はこの宮殿を参考にしたとか。
ここで見るのは庭園だけ。宮殿の美術館は割愛。ここの美術館にはクリムトがあります。
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庭園もきれいだし、遠くに見えるウィーンの街もきれいなんだけど、もうとにかくあわただしいの。涙。
師匠と「もう一度絶対来よう」と決めたほど。
 
ツアーの市内観光はどこを見るのかと思ったら、
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トラムに乗ってベルベデーレ宮殿からオペラ座の前まで移動して
(これがみなさん喜んでいた。ツアーで公共交通機関ってあんまり乗らないものねぇ)、
バスでリンク通りを走って車窓から市内観光。シュテファン大聖堂を見ないなんてびっくり。
 
私は来たことがあるから見たことあるんだけど、師匠に見せてあげたかった。
バスから歴史的な建物を見たり、ちらちらと見える有名人の像など、一瞬すぎて・・・
いつかゆっくり見に来よう。
 
昼食前にワルツという免税店に行ったけど、
私たちはその向かいの通りにあったSPARというスーパーに行って、
おみやげ用のモーツアルトクーグルンなどを大量買い。やっぱりスーパーは安いなあ。
今までドライブインやツアーの契約店で何度か見かけたけど買わないでいて良かった。
お買い物時間が意外と長かったので、免税店のそばのカールプラッツ教会を撮る。
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今は使われていない19世紀末のユーゲントシュティール様式のカールプラッツ駅。
 
昼食は、市庁舎の地下のラートハウスケラーだった。
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市庁舎。
 
 
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市庁舎の地下がこんなになっているなんて知らなかった。
雰囲気が良くてみんなのテンションがあがる。お昼御飯もシュニッツェル(カツ)でおいしかったです。
 
ウィーンで見かけた面白かった信号。人だけじゃなく自転車も。
中欧諸国では自転車道路が歩道と車道の間にあり、そこは自転車優先。
そこで自転車にはねられても文句は言えないそう。ものすごい速さで走り抜ける自転車たち。
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そして、その日の午後はスロバキアへ・・・あっという間のオーストリアでした。