行き方
338番のバスで行けるとネットにあるけど、とにかく本数が少ない。
県庁北口バス停には2/20以降減便のお知らせが貼ってありました。
2023年3月時点では路線バスで行くのは至難の業かも。
南城市役所まで行って南城市内のコミュニティバスで行くしかない、しかし、どうやって行く?と思っていたら半日バスツアーがありました。
沖縄ワールドとガンガラーの谷とセットのもの。(沖縄ワールドとセットもあります)
実は先日NHKの旅番組(沖縄VS大阪の映えるスポットとコスパで対決する)でこのガンガラーの谷の洞窟カフェを見たのです。
せっかく行けるならとこちらのツアーにしました。
4200円で半日観光で楽しかったです。
出発は朝8時県庁前広場から
とにかくこの時間はいろいろな会社のバスが集まっていて大賑わい。
この日はラド観光の半日観光バスです。
目指すバスを見つけ乗り込むと24人ということで結構席が埋まっていました。
スタートして別のホテルにも寄って何人か乗せて、ガイドさんが挨拶したのは8時10分過ぎ。
この日は斎場御嶽に行くので、聞大君(王族の女性で最高神官)の説明などを聞く。
沖縄では太陽が神で、王は神の臣下とされ、そのうちに神の化身としてあがめられるようになった。
もともと沖縄は自然崇拝、先祖を崇拝する宗教なので、仏壇にはご本尊はなく、先祖の位牌を拝むと言っていました。
お寺はあるし、お経もあげてもらうこともあるけど、檀家制度のようなものはないと。
私も仏教徒といいつつ、夫さんの位牌は作りませんでした。
私にとっては夫さんそのものを拝むというか思うだけ。
斎場御嶽(せーふぁーうたき)
9時少し前に斎場御嶽のチケット売り場(南城市物産店)に到着。
ツアーに入場料は含まれていないので、券売機に並んで個人入場券を購入(300円)
チケットを買ったところから斎場御嶽までは離れていて、歩いて10分ちょっとかかります。
ガイドさんに連れられてみんなで行く。
まずガイダンスのVTR3分程度を見てから入り口まで進み、久高遥拝所までガイドさんと一緒に行きます。
神聖な場所なので、拝んでいる人がいたら邪魔せず、ましてや写真を撮らないでなどの注意を受ける。
琉球王国時代はここから先は男性は入れませんでした。
下の段右にある上に凹みがある石はたんなる石ではありません。香炉です。
上にお線香を置く神聖なものなので、足を載せたり座ったりしてはいけません。
聖域なのでなるべくしゃべらずに行く。
ツアーの他のグループはおしゃべりしてたけど、日和って何もしない。
巨石が組み合わさっている聖域。以前はここもくぐれたそうですが今はこちらから拝むだけです。向こうにも香炉が見えます。
王府用語で「台所」を意味する寄満。実際に調理をしたのではなく、交易が盛んだった琉球王国で、「豊穣の満ち満ちたところ」と解釈されています。
ガンガラーの谷
沖縄ワールドは数年前に実家の家族旅行で行きました。
道を挟んで向かい側にあるガンガラーの谷は同じ会社が経営している洞窟&自然の中を散策するというものです。
なかなかこれが楽しかったです。
いつも遺跡巡りばかりで、アクティビティなど全くしないのですが、ガイドさんに案内されながら鍾乳洞や熱帯雨林を1時間ほど歩くのは楽しかったです。
以前に洞窟だったところの天井が落ちて、木が生えていると思われます。
本当に沖縄の自然は非日常感満載ですね。
敷地内の武芸洞からは22000年前の港川人の人骨や異物も出土しています。
ガンガラーの谷の見学を終えて、沖縄ワールドを楽しんだ人たちと一緒にバスに戻り、この後空港に寄り、県庁北口まで戻ってきて解散しました。
半日ツアーで、斎場御嶽に行けたし、思いのほか楽しい体験ができて良かったです。