しゃおれんの旅日記

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西国巡礼その1京都③21番穴太寺

亡き夫さんと自分の「極楽往生」を祈願して西国三十三か所めぐりを始めました。

穴太寺への行き方

穴太寺へは20番善峯寺から向かいました。

善峯寺発12:24発のバスで JR向日町へ。

阪急東向日駅で少し待っていた。ここで降りて歩けば良かったか?と迷ったほど。

そのためJR亀岡駅南口からの毎時50分発のバスに乗れないことが判明。がっかり。

 

JR向日町(13:13)→京都乗換→(13:33)亀岡(14:01着) 

途中嵯峨野を通り、観光客がごっそり降りて行きました。

亀岡駅南口から毎時50分発のバスが穴太寺前バス停まで行くのですが、乗り遅れたら

京都先端科学大キャンパス行(14:05)に乗って10分ちょっと穴太口で下車して田んぼの横の集落を抜けて徒歩10分くらいで穴太寺に着きます。

こちらのバスは1時間に3本くらいあったので、利用してみてください。

21番穴太寺

街道のつきあたりに仁王門がありました。

仁王門(府登録文化財

立派な鬼瓦が載っていて、仁王様も凛々しい。

鐘楼

本堂

21番穴太寺の縁起など

穴太寺の納経印

ご本尊 聖観世音菩薩(33年に一度御開帳)

「かかる世に 生まれあう身の あな憂やと 思はで頼め 十声一声」

縁起 

村上天皇の頃、信心深い妻が聖観音像を彫らせ、仏師にお礼として夫の馬を与えたが、夫は馬が惜しくなり仏師を射殺し帰宅したところ、聖観音像の肌に白羽の矢がささり血が流れているのに驚いて、罪を悔い発心して堂宇を建立した。秘仏聖観音像には矢傷があるとか。

 

境内はそれほど大きくありませんが、本堂に飾られたお花もそうですが落ち着いていていい雰囲気です。

お花とカラーリーフの寄せ植え

本堂と庭園は見学できます

本堂と庭園は拝観料500円。

本堂の中にはご本尊の薬師如来と観世音菩薩ですがどちらも秘仏のためお前立の観世音菩薩をお参り。

そして、本堂の右脇にいらっしゃる釈迦如来大涅槃像は、なんと布団に寝ていらっしゃいます。自分の身体の悪いところと同じ部分を撫で自分の身体をさすり返すとご利益にあずかれるとのこと。

写真撮影不可なので写真はありません。

 

書院から庭園を眺める

池の向こうの多宝塔を借景として素敵でした。

縁側から多宝塔を眺める

勉強不足ですが、今回の巡礼は観音様を巡るのですが多宝塔が多いです。観音様と多宝塔って関連があるのかしら。

五重塔や三重塔は厳粛かつ壮麗な感じがしますが、すっきり小ぶりな多宝塔も好きです。

岩の鉢に苔と羊歯などいい感じ

書院でお抹茶などあったりしたら腰を据えてしまうのですが、商業向けではないのでありませんでした。

となると、もしかしたら15時10分の穴太寺前発のバスに乗れるかも(お寺からこのバス停までは3分程度)と慌てて立ちあがる。

 

本堂と書院は渡り廊下で結ばれています

穴太寺前バス停の時刻表

15時10分発のバスでJR亀岡駅に戻り、15時30分くらいに駅に着きました。
すると、京都行快速が15時33分にあったので飛び乗りました。

京都駅には15時55分に着き、バスで清水道バス停まで行き、17番六波羅蜜寺と16番清水寺を周ってこの日はおしまいです。

 

納経所がたいてい17時で終わるのですが(早い所は16時くらいでしまるところも)、

清水寺は18時までとあったので、なんとかここまで行きたかったのです。

亀岡からの電車が予想より早いのに乗れたので余裕でお参りできました。