新規感染者数は劇的に増えていて心配ですが、緊急事態宣言が解除になったので夫さんと小旅行してきました。
宝登山神社
参道の桜はまだ満開ではないですが、この日は暖かく気分があがります。
有名な阿佐美冷蔵には寄らずまっすぐに宝登山神社を目指します。
(宝登山神社の由来)
第12代景行天皇の皇子日本武尊が東国平定の際に、麓の泉で禊をされ、山頂に登っていたときに山火事にあって絶体絶命のときに、山犬たちが現れて火を消し止め山頂まで案内してくれたことに対し、尊が神がご眷属の山犬を遣わして救ってくれたと感謝して山頂に神薙を建てて神武天皇・山の神・火の神を祀ったことに由来します。
後世、麓の泉から宝珠が飛翔する神変から火止山(ほどさん)から宝登山に改められたそうです。
(ご利益)
火災・盗難除け、家内安全、商売繁盛
金の飾りもついていて立派な感じ。
江戸時代末から明治初期に作り替えられた権現作りの御社殿です。
社殿には24孝や出世話が題材の彫刻があるのですが、説明を読んでも今一つピンとくる話がない・・・
本殿の後ろにあります。硬貨を投げ入れると泉質に悪影響があるので投げ入れないようにの注意書きあり。
四角く整えられていることもあり、日本武尊はお風呂に入ったの?と思ってしまう。
境内には本殿だけでなく、稲荷神社、天満神社、水神社などなどあります。
こちらのお稲荷さんは、失くしものをしたときにお参りすると出てくるそうです。
ロープウェイで奥宮へ
土日は15分ごとの運行なのですが、この日は混んでいて臨時便も出ました。桜がちらほら咲いていて暖かくてとても気分が上がります。
ロープウェイなら5分で山頂駅につきますが、遊歩道を歩いて登れば約50分です。
山頂駅から少し歩いてさらに階段を登ると奥宮です。
山頂は奥宮から歩2分。ここにはハイキングの方たちがたくさんいました。
山頂は少し広くなっていて、多くの人がお弁当を食べたりして楽しそうでした。
宝登山は蝋梅園や梅園もあったり、つつじやしゃくなげなど季節の花がたくさん咲くそうです。行った時は梅と蝋梅は終わってしまって、桜がちょっと早いかな、という感じでした。
小動物園もありますが、子供連れではないので興味がなくこのまま下山。
遊歩道をゆるゆる降りていくこともできますが、ショートカットもできました。ただし、そちらはスニーカーではないと危ないです。雨上がりはぬかるみそうなので自己責任でお願いいたします。
お昼は秩父名物
わらじのように大きなカツが2枚(お店によって枚数は違うようです)。甘いソースで味付け。卵でとじてないカツ丼はカツがサクサクしていいかも。
味噌が甘めのあじつけで美味しかったです。
わらじかつ丼もみそ重も二人でシェアしながら食べるのがちょうど良い感じでした。ボリュームがあるので女性一人で完食するには少し重いかもしれません。
岩畳
食後は駅の向こうの荒川へ。
川へでるまでの通りも飲食店やお土産物屋さんがたくさんでいかにもな観光地です。緊急事態宣言が解除になったばかりでみな出かけてきたんですね(我が家もですが)
有名な長瀞ライン下りは大人気。
岩畳も人が多かったです。鉱物好きな夫さんは石も好きなので、「この石は・・・」と観察に余念がなかったです。長瀞はジオパークに指定されていました。
宝登山神社から長瀞駅に戻る途中でセブンイレブンがあったので缶ビールを買った夫さん。東屋で楽しい昼ビール。
その後は上長瀞駅まで岩畳沿いをお散歩。岩畳のそばは人が多かったですが、少し離れるとぐっと人も減りソーシャルディスタンスもしっかり確保。
少し流れの速いところもありました。ライン下りの人たち以外にもカヌーやラフティングなどもできるようです。そういえば私も昔友達とラフティングをしに来たような・・・
みどりの片岩の間に白く透明な石英が・・・とか話ながらの散策。目で見たときはもっときれいに見えたのに、私のカメラの性能が悪いのかあまり綺麗に見えないのが残念。ぜひ自分の目で確かめてください。
どうも写真が下手で、景色の良さが伝わっていないのですが、景色がよくてとても楽しかったです。
やっぱりお出かけって楽しいですね。