12月だというのに日差しギラギラ、南国のようなユカタン半島♪
世界遺産は終わってしまいましたが、この日のお楽しみは「セノーテ」
セノーテ観光のあとで海沿いのトゥルム遺跡に行き、夕方にはカンクンへ移動です。
セノーテとは?
ユカタン半島には川や大きな湖がありません。それなのにこれだけの文明が築かれたのは、セノーテがあるから。大小3000ヶ所以上あるそうです。
セノーテとは泉のこと。石灰岩地帯に陥没して水が溜まったり、水が湧き出したり、鍾乳洞になっていたり。崇拝の対象になっていて生贄をささげることもあったようです。
私たちのツアーは、その中でも泳げる「グランセノーテ」という場所に行きました。
ご年配の方が多いメキシコツアー、添乗員さんが「え?みなさん泳がれるんですか?」と驚いていました。これまでのツアーでは見るだけの人が多かったようです。
とってもきれいで不思議な感じでした。
グランセノーテ注意点
とは言うもののここはメキシコ、日本の観光地とは違います(笑)
団体なので入場料は分かりません。みんなでぞろぞろ入場。
入ると公園みたい。広い芝生の上で日向ぼっこしている水着の外人さんたち。
昭和の小学校のプールのシャワーよりもちゃちな造りのシャワー。
コンクリ打ちっぱなしのトイレ。
「どこにセノーテあるの?」と聞いている人もいるほど公園みたい。
セノーテは陥没した穴なので、階段を降りていきます。
慌てていて写真がなく文章だけですみません。
・着替えはトイレ
しかも個室は3つ。普通にトイレを使いたい人もいるので私たちのような団体さんが来ると一気に混みます。私は個室ではなく洗面台の横でタオルを巻きながら着替えました(学生時代教室で着替えさせられた世代なので案外うまい)。
・日焼け止めや化粧は水質保護のため落とさなくてはいけません。
でも、シャワーは水だけ。メイク落としなどもありません。というかシャワールームなどなくて、男女とも外にある真水を水着の上から浴びるだけ。セノーテから上がった後も真水です。
ガイドさんが「髪が濡れていないと入口で止められる」というのでみな冷水シャワーを浴びます。(これは大げさ、担当者にも寄るけど大丈夫そうでした。日本人の団体が一気にきてちゃんと見てなかったのかも)
・ロッカーは有料 30ペソ ライフジャケットは50ペソ
シャワーを浴びて階段を降りると受付カウンタがあり、そこでお金を払ってロッカーのカギとライフジャケットを借りました。
師匠(夫さん)と二人分の荷物を突っ込み、私はライフジャケットを付けていざ。
グランセノーテで泳ぐ
水曜の11時すぎから1時間が私たちの観光の時間でした。
着替えやなんだかんだで実際に泳げる時間は30分もなかったですが、水が冷たいのと雰囲気を味わうにはそれくらいでもいいかな、という感じでした。
添乗員さんは写真撮影を頼まれて大忙し。私たちは自分たちで撮っていましたが、防水ではないので水の中から光を撮るなんていう芸術的な写真は撮れませんでした。
初めは「冷たい!」と思っていましたが、そのうちに慣れました。
亀や小さな魚もいました。岩場もあるので飛び込んだら危険です。
外人さんの派手な水着に目を奪われる夫さん。
足がつかないところが多くて私はライフジャケットは手放せません。(さすがに浮き輪はいなかった)
真水なのでゴーグル不要と言われたけど、やっぱりあったほうが便利だと思います。
さっきの外人さんたちがいたのは洞窟の向こう。こっちはすいていたので泳いできました。この写真はライフジャケットを返してから撮ってます。
地下にこんな湖(泉?)があることが不思議で、面白い体験ができました。
鍾乳洞が続いているようなのでダイビングもできるようです。ライセンスが必要ですがTVの世界遺産の番組で見ましたがきれいでしたよ。
カンクンから、セノーテとチチェンイッツァーに行く一日ツアーが多いようなので、カンクンに行ったらぜひお薦めです。
ただし、この後も観光があるので「いくら真水とはいえ、髪が濡れてもちゃんと乾かせないのは嫌だわ」という人は見てるだけのほうがいいと思います。
当然ですがトイレにドライヤーなどはありません。ツアーの中にはうまいこと髪をぬらさずにすごしていた女性もいましたが、私はあまり考えずバシャバシャと楽しみ、ショートなのをいいことに自然乾燥で終えました。
師匠(夫さん)は髪がないので簡単でいいなー。
外人さんは日向ぼっこで乾かしてそのまま服を着ていた。それもアリかも。
ランチはトゥルムで
1時間で、と言われていたのにトイレの個室が少なくてやっぱり集合は遅れがち。全員そろったのは1時間半後でした。ガイドのSさんはどっかに行ってるし、なんでしょ。
お昼はトゥルムの街の中のレストランでした。自分たちで移動していないのでさっぱり場所は分かりませんがリゾート地のようで明るい太陽の下で気分が上がります。
ランチにはエビをスィートチリソースで和えたようなものがでてきて美味しかったです。今回はすごく美味しい!と思う料理は少なかったですが大きく外すこともなく。やはり団体ツアーはそういう風にできているんですね。
今回は師匠(夫さん)がお腹を壊すことなく旅行を終えられて良かったです。私はインドでもお腹を壊さなかったことが自慢です。
昼食中に突然スコールが来てびっくりしたけど、食べ終わるころにはド快晴♪
外の通りを見ていたら子供たちがゆるーく行進してる。
クリスマス前でこういった宗教イベントが多いと言っていました。メキシコシティ近辺でも大人の団体がキリスト像やマリア像を飾った車の後を歩いていたり。
商業的な日本のクリスマスとは違いますね。
(でも、私はプレゼントを贈りあってケーキを食べる日本のクリスマスは大好きです!)