岡城を満喫して宿泊予定の竹田市へ。
「ホテルつちや」は駅からは遠くエレベーターがないのですが、洗濯乾燥機がありスーパーマルショクも近くまあまあ良かったです。
コスパ最高「竹田丸福」
竹田の街は落ち付いていて、蔵のような造りの古民家も多くて雰囲気の良い街でした。
遅いお昼ご飯としてまず向かったのは「竹田丸福」
知らなかったです。ビールまで頼んで2300円だからここまで量が多いなんて・・・
大食い中年夫婦でも完食できないものがあるとは。
美味しいのに美味しいのに残すなんてとっても心残りでした。
お土産に買って帰る人も多く、大人気のお店でした。
そこからぶらぶらと街の散策。まず駅へ。
きれいな駅舎。こちらは猫の駅長さんがいるようです(この日はいなかった)。
レンタサイクルもあり、観光案内のパンフレットも充実していました。
明日の祖母山登山に向けて買い出しをしたいのに、コンビニが見当たりません。
と、思ったらスーパーマルショクを発見。
観音寺・愛染堂・円通閣
この雰囲気の良い階段は「八幡山の一生祈願」の人生の階段で、
十段目までが幼年期、四十段目までが少年期、七十七段目までが青年期で人生の絶頂。
あとは人生階段を降りるだけだそうです(笑)
縁結び祈願は間に合っていますが念のため(?)お参りし、
円通閣は手をつないで通ると円満らしいので夫婦で手をつないで通る(笑)
滝廉太郎記念館・廉太郎トンネル
滝廉太郎は竹田出身なのかと思いきや、父親が郡長として赴任してきた2年間だけ竹田に住んでいたのですね。
記念館には入らず、その先の廉太郎トンネルを目指します。
センサーが感知して「荒城の月 水遊び 花」の3曲が流れます。
荒城の月以外は知らなかったけど、3曲全部聞くために出たり入ったり。
トンネルの中に響いてこれまたいい感じ。
歴史の道・キリシタン洞窟礼拝堂
竹田の城下町はコンパクトで歩いて回るのにとてもいい雰囲気です。
そのまま歴史の道という少し小高いところの道を通ってきました。
昔の武家屋敷があったところのようです。城下町が見下ろせます。
田能村竹田の資料館もありましたが、私たち夫婦はよく知らないのでこちらは省略。
ここでちょっと気になる看板を見つけたので横道に入っていきました。
江戸時代に隠れてキリスト教を信仰していた人たちのキリシタン洞窟礼拝堂なるものがありました。
固い崖を彫って聖堂を作ったその信仰心が少し怖く感じるほど。
ホテルに戻る前に忘れちゃいけない広瀬神社へお参り
広瀬神社
広瀬武夫中佐は「坂の上の雲」で見た旅順港閉鎖作戦で戦死した方で、戦前は軍神とされていました。
私は常々平和主義者で戦争がなくなればいいと思っていますが、部下を探しに戦艦に戻るエピソードやその他人柄が偲ばれるような良い話が多く残っている広瀬中佐を尊敬しています。
この日露戦争戦没者名碑の台座に使われている石は、旅順港閉塞作戦に使われた石だそうです。昭和33年にこの碑を作るときに埋め込みました。
なお、松山にある秋山真之の像を作るときに、秋山真之と広瀬武夫の友情の証にと所望されて、石を一つ送ったそうです。
戦争で亡くなった方を「軍神」として崇めることに抵抗はありますが(戦争がなければ亡くならずにすんで、別のかたちで日本を発展させる力になったと思うため)、神様となったならば日本をお守りくださいと願います。
さらに境内にはもう一つ岡神社があります。
広瀬神社と岡神社は、竹田の街を見下ろす位置にあって見守るような感じでよいなあと思いました。
岡城と、その城下町竹田の観光。
久住山も登って1日で周ったのでちょっと駆け足で、時間があればもっとゆっくり楽しみたい素敵な街でした。