公州の観光も残すは公山城のみ。
見どころは他にもたくさんありますが、私のお目当てはということで。
雨が降る前にさくっと登って、夜ご飯をしっかり食べればいいやとお昼ご飯は省略して公州名物の栗を使った栗ぱん(栗饅頭)で軽めのお昼。
公州国立博物館から30分以上歩いてやっと百済武寧王門につきました。
ここまで来たら公山城は目の前。門の向こうに見えてますね。
百済は高句麗の攻撃を受けて、文周王元年(475)に漢城から熊津(公州)に遷都しました。
聖王(日本の教科書では聖明王というかも)16年に泗沘(扶余)に遷都するまでの64年間、公山城が百済の王城でした。
百済時代には土城でしたが朝鮮時代に石城に改築されて、今は東側の一部以外はすべて石城です。
入場料1200wを払って、日本語のパンフレットをもらい、
全長2,660mということを知り全部歩くのは大変そうなので、鎮西楼から鎮南楼に向けての城壁を歩きました。
水原、南漢山城といい、韓国の城ってみんな山城なのでいつも軽い登山のようです。
きれいに整備されているけど、雨のときや凍ったりしたら危険な感じの急な坂道。
けっこう高さがあるので、高所恐怖症の私はあまり端に行けない。
王宮跡を発掘中。
鎮南楼から城壁から離れ降りてみたものの、錦江の流れを見たくてまたまた城壁を登ります。
拱北楼(川に面した北側の門)を目指します。このころから軽く雨が降ってきて急な坂道に滑らないように気を付けます。
北なので玄武の旗。
こうして、公州の観光は終わり。
この後、101番のバスで総合バスターミナルに戻り、16時のバスでソウルに戻りました。
宋山里古墳群の模型館が工事中で見られなかったのが残念だったし、
天気が悪くて早めにソウルに帰りたくなって公州でご飯を食べなかったりしたのが心残りだけど、
ソウルから近いからまた来てもいいなあと思ったりして。
去年も海印寺に行って、コンプリートだと思ったら山寺が追加で認定されたけど、
今年もまた増えたりするのかしら。
世界遺産をできるだけ見るということを生涯の野望としているけど、毎年増えすぎて追いつきませーん。