ソウルからバスを使って公州と麻谷寺へ日帰りで行く方法です
麻谷寺は2018年に「山寺 韓国の山地僧院」として世界遺産に認定された7つの山寺のうちの一つです。
公州のバスターミナルから市内バスで行けることがわかり、
それなら公州市内にある「公山城と宋山里古墳群」」にも一緒に行きたい!
今、個人的に古墳ブームが来ているので、
宋山里古墳群で発見された武寧王陵はぜひとも行きたい!
今回の記録は、麻谷寺と公州の世界遺産をソウルから観光したい方に参考になればと思いまとめます。
公州はタクシーを使わず自力でバスを使って回ることもできます。(途中歩きますが)
10分以上歩けないという方は、
流しのタクシーはみかけなかったので(扶余もそうでしたが)、
公州と扶余を一日でまわるOPツアーを利用したほうがいいかもしれません。
でも、自力で周ると安上がりだし、好きなところでじっくり時間をかけてみることができますよ。
公州へのバスチケットの買い方
まず、ソウルからは高速バスターミナル、南部バスターミナル、東部バスターミナルの3か所から公州行きのバスが出ていますが、
本数が多いのは高速バスターミナルなので、そこを利用します。
事前に計画を立てるために、時刻表を知りたいですよね。
コネストに載っていた高速バスターミナルのサイトがこちら
https://www.kobus.co.kr/main.do
開けるとこんな感じです。
ハングルだー、読めないよーと思った方ご安心ください。右上の黄色のやじるしのところをクリックすると日本語に翻訳してくれます。
日にちを選択し、出発地と行き先を選択します。
「ソウル京釜」を出発地に、公州を到着地に選択します。
そうすると、運行情報と現在の残席数がわかります。
本当はここで座席の予約までしたいところですが、韓国の携帯電話か韓国の銀行口座などがないと決済できなそうなので、
時刻表の確認だけです。
私は宿の場所(東大門のスパレクス泊だった)から考えて始発のバスに乗ることは無理だったので、
6:45のプレミアムバスに乗ることにしました。
あら、今気が付いたけど、私は平日に乗ったのでプレミアムバスが12,900wでした。
土曜日は高いんですね。
※ちなみに、地下鉄の時刻表を知りたい方はアプリがありますが、
私のように「アプリを入れるほどのことでもないなー」という人はソウルナビに乗っていた「ソウル地下鉄・路線図(英語)」のサイトで見ることができますよ。
(英語かハングル表記ですが、路線が色分けされているので目的地は探せると思います)
www.seoulmetro.co.kr/en/cyberStation.do
当日でも座席が空いていれば乗れますが、私は事前に入手して安心したかったので、前日に買いました。
発音に自信がなかったので、メモを渡せば安心です。
高速バスターミナルから出発
地下鉄3、7、9号線と直結の高速バスターミナル。
とても広いのできちんと乗り場を確認しましょう。
公州は京釜線、チケットにある16番乗り場に行きます。
だいたい10分くらい前にならないとバスは来ません。
「6:45 ソウル→公州」とあります。
チケットのQRコードは当日バスに乗るときに入口にある読み取り機械に通します。
赤い→の部分です。私の座席は12番。
一人用の座席。足置きが上がり、座席もリクライニングになるので、とても座り心地が良いです。
個人用の画面や充電もできます。1時間半よりもっと長い距離を乗りたいくらい(笑)
二人シートも間にカーテンがあるのでプライベート空間は確保できます。
長々と行きのバスの話ですみません。
公州から麻谷寺への行き方
公州のバスターミナル(緑色のピンのところ)についたら、まず道を渡ってバス停(赤い→)へ。
まずこのバス停で麻谷寺へ向かいます。770番のバスで終点まで40分。(610番、611番も行きますが、所要時間がわかりません。すみません。)だいたい1時間に1本くらいですね。
左から、順番、バス番号、時間、経由地です。
私は8:40のバスに乗る予定で、バスが来たのは8:53でした。(到着は9時30分ごろ)
バス停にはこんな表示もあって便利。あと4分で到着ですね。
終点に着くと、そのバス停に帰りの時刻表が貼ってありました。
T-MONEYカードで乗れます。あれ?いくらだったかな?1400wくらいだったかと思います。
路線はいくつかありますが、公州に戻るのは770番、610番、611番と思われ、本数が多いのは770番なので私は770番で戻ろうと計画。
バス停から麻谷寺へ
バス停の周りはお店がたくさんあります。
「麻谷寺へ行く道」と書いてある道を進みます。(黄色丸の文字)
ここから食堂街を抜けて、7~8分くらい歩くと一柱門が見えます。
その少し先にチケット売り場があります。しかし日本語パンフレットは無いと言われます。
その後も川沿いの森の中の遊歩道を楽しく歩いていくこと10分少々。
解脱門などが見えてきます。
この記事はあくまでも行き方の案内なので、境内の写真は省略します。
私は11時のバスで市内に戻ろうと思っていたので、
だいたい10時半を少し過ぎるころには出ないと危ないと思い焦る。
境内はとても大きいのですが、解脱門、天王門、大雄寶殿、大光寶殿など見学するところはまとまっているので、
花の時期にじっくり写真を撮りたいというのでなければ大丈夫ではないかなと思います。
(11時の次のバスまで時間があって、私のメインは公州市内だったので)
これは私の個人的な意見なので、みなさまは時刻表を見ながら自分のペースで見学なさってくださいね。
(お昼ご飯をバス停のそばの食堂街で食べるのもありですよね)
実は初めにアジェンマ3人組について行ってしまい道を間違えたので、
途中からあわてて走ったのでちょっと慌ててました。
見学を終えて11時のバスで再び公州の総合バスターミナルに戻ります。
帰りのバスの運転手さんが荒っぽい運転で30分で市内に戻りました。怖かったー。
公州市内の観光について
戻ってきたのは黄色の矢印のバス停です。
公山城、武寧王陵(宋山里古墳群)に行くには、
道を渡らずにこの黄色のバス停から101番のバスに乗ってください。
市内をぐるっと周っていくので時間はかかりますが、料金は初乗り1400wです。
街の感じもわかりますよ。公州はJYJのジェジュンの出身地なんですよねー。
私は武寧王陵(宋山里古墳群)に近いバス停で降りて、古墳群を満喫した後、
裏門から公州国立博物館に入り、貸し切り状態で堪能した後、
延々と歩いて(博物館から公山城まではだいたい40分くらい)公山城まで行きました。(赤線)
途中101番のバスに抜かされたのでバスを待っても良かったかもしれません。
(101番は本数が多いです)
タクシーには出会いませんでした。
博物館の周りはお店がありません。
公州韓屋村があって、この中にはお店があるのですが、
私が行った平日は閑散としていて全く何も動きがなく、
小さなコンビニがあるだけでした。
休日なら色々な文化体験イベントがあるようなのですが・・・
公山城のそばのカフェで栗ぱんを買いました。
公山城のそばまでくればお店も多く、休むところはたくさんあります。
公山城は全長2.6kmもあり全部歩くと大変なので、
チケット売り場のある鎮西楼から入って鎮南楼まで歩き、
中に降りて拱北楼を見るだけにしました。
山城なので、アップダウンがあって、けっこう急な崖なので下を見るときは注意しないと危ないです。
けっこうくたびれて見学を終えて、
公山城の入口で総合バスターミナルまでのバス停を聞くと、
入口の斜め向かい(百済武寧王門のそば)のバス停で「101番に乗るといい」と言われます。
ただし、「市内を回るから時間がかかる」と。
だけど、ほどなくして乗った101番バスは10分もかからず公州総合バスターミナルにつきました。
行きはぐるっと回るけど、帰りにのった101番はバスターミナルに戻るバスだったのかも。
※コネストの地図を見ると、公山城のチケット売り場のそばに総合バスターミナル行きのバス停があります。
ただ、私が行った2019年6月は工事中だったので、武寧王門のそばのバス停に101番のバスが停まったのかもしれません。
行かれる方はチケット売り場かそのそばの観光案内所の方に確認してくださいね。
総合バスターミナルからソウルに戻るバスの時刻表です。
左側は平日、右側は週末の時刻表です。
私はプレミアムバスが好きなのですが、バスターミナルについたのが16時10分前で、16時のエコノミー席が取れてしまったので(8600w)それで帰ることに。16時半と17時はエクセレントで、17時半がプレミアムバスだったのですがそこまで待てなかったので。
私は江南の高速バスターミナルに戻りたかったけど、南部ターミナルや東部ターミナルという選択もありだったかも。
(高速バスターミナルは直行だけど、南部や東部はセジョン市を経由すると書いてありますね。時間がかかるのかな?)
今回は宋山里古墳群の古墳模型館も工芸展示館も工事中で見学ができず、韓屋村も見学できなかったので、
一日かけて見ようと思っていたのに案外あっさりソウルに帰ることになりました。
博物館も公山城も宋山里古墳群も6時まで見学可能なので、
麻谷寺でもっとゆっくりしてから市内を観光してもいいかもしれません。
公州市内を先に見学して、午後から770番のバスもいいかもしれません。
タクシーを使ったら効率よく回ることもできますが、
バスと徒歩でも日帰りで観光することができるということで参考にしてください。
長くなりましたー。
最後までおつきあいくださりありがとうございます。