日光には行ったことのある関西出身の師匠(夫さん)と鬼怒川観光。
それなら、私は昔行ったことがあり楽しかった東武ワールドスクウェアに行こう!
とても楽しかったので写真で園内の一部を紹介します。
アクセスとエントランス
無人駅で、改札を出て道を渡ったところに歩行者用入口があります。
ここを進むと駐車場、コインロッカー、トイレなどを抜けてエントランスになります。
私たちはホテルで前売りの入場券を買っていたのでそのまま入口へ。
ちなみに、東武ワールドスクウェア駅では特急券は買えないので、(SuicaやPASMOで入場することは可能)特急券を買うときには東武ワールドスクウェアのチケット売り場で買う必要があります。
(私たちは見学を終えて、昼食の前に特急券を買ってから時間にあわせて昼食をとりました)
現代日本ゾーン
入ってすぐが現代日本ゾーン。
東武ワールドスクウェアの建物はみな1/25の縮尺なので、大きさの比較ができます。
そして、驚いたのが園内の90%以上の植物が本物ということ。
四季がちゃんとあるのです。
専門の庭師さんが建物の大きさにあわせてお手入れをしているそうです。
国会議事堂の入口には
ガイドツアーで説明を聞きましたが、国会の入口で取材を受ける首相人形は作り替えられるそうです。
そろそろ次の首相の人形に代わっているかも。
1993年開園当時に資料をもとにこの東京駅を作ったそうで、2012年に本物の東京駅舎が復元されたので、「時代が後からおいついてきました」ガイドさん談(笑)
私たちは、現代日本ゾーンとアメリカゾーンとエジプトゾーンの30分の無料ガイドツアーに参加しました。
自由に園内を見て楽しむことが基本ですが、ガイドツアーに参加すると小ネタを色々教えてくれたり、人形たちを動かすこともしてくれます(通常は100円を入れて動かす)。
師匠と「よく東京ドーム〇〇個分というけど、東京ドームってそれほど大きくないよね」という感想に。
そうそう、この東京国立博物館の庭にレアアイテムが。
ガイドさんが言っていましたが、この植木屋さん人形は、植木のメンテナンスをしている本物の庭師さんが動かしてしまうらしくガイドさんたちも見つけるのが大変なレアアイテムだそうです。
アメリカゾーン
25分の1の建物が102点(とーぶのゴロにあわせて102点)あるのですが、その中には47の世界遺産が含まれます。
さらには、今は見られない建物もあります。
ガイドさん曰く、このワールドトレードセンタービルは建築費3億円!
高い建物なので、基礎工事・ステンレス製で高温になるため内部に空調設備も備えているからとか。
アメリカゾーンの人形は、日本ゾーンの人形と違ってちょっと背が高いという細かさ(笑)
アジア・アフリカゾーン
エジプトゾーンはピラミッドとスフィンクス、アブシンベル神殿だけ。
アジアゾーンは、タイのワットアルン、ミャンマーのアーナンダ寺院、カンボジアのアンコールワット、インドのタージマハル、イランのマスジット・イ・シャー。
師匠と以前行った時は下から見上げるだけだったので、上から見下ろすというのが新鮮。師匠は「こうなってたんだー」と。
上記以外は中国の世界遺産と韓国と台湾の建物が少々ありますが、アジアゾーンの建物が少ない気がします。
1993年開園当時に比べ、中国、東南アジアや中東の世界遺産も増えたし、認知度も高まったので102点にこだわらず拡充してほしいです。
マチュピチュも1/25スケールで見たいです!
ヨーロッパゾーン
アジア・アフリカゾーンの代わりに何が充実しているかというとやっぱりヨーロッパゾーンはすごいです。
ぎゅっと名所がかたまっているので、大聖堂の大きさを見比べることもできます。
バチカン寺院の後ろにエッフェル塔やサクレクール寺院がチラ見え。東京タワーも見えてますね。
普段見ることができない尖塔の彫刻などを間近で見られて良かったです。
ノイシュバンシュタイン城が再現率が高い気がします。
このお城の庭には入場待ちの観光客が見ているものが
私が1998年にスペインに旅行した時もこちらと大差なく、生きている間に完成することなないと思っていましたが、ここ数年でかなり工事が進んで、もしかしたら生きている間に完成を見ることができるかもと思うようになりました。
日本ゾーン
日本の伝統的な建物や日本の四季や田園風景が最後に来ていて、これがまた締めくくりにとてもいいです。
海外旅行を楽しんで、日本に帰ってきて「海外もいいけど日本はいいわ」という気分。
この日は後半雨が降ってきてこれまたいい雰囲気を出してます。
東武ワールドスクウェアはテーマパークですが、博物館といってもいいのではないかと思います。
きちんと解説を読んでいけば勉強になります。
初来園の師匠も大満足。
ただ、夫婦で話していたのが「楽しいけど、リピーターになるかというと微妙なところだなあ」と。
旅行好き、ジオラマ好き、ドールハウス好き、世界遺産好きな私は見ていてとても楽しいけれど、上記以外の観光客をどう呼び込むのか。
他人ながら心配してしまいました。
そして、園内をたえず流れるテーマソング。
このサビ部分以外があまり聞き取れないのですが、このサビ部分が耳から離れない。
またしばらく間をおいて行ってみたいところです。